大浦宏夫のワイン日誌 2004

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当ホームページ「山形ワイン.com」の作成者です。
ワイン造りに関するエピソードやいろいろな出来事をご紹介します。

大浦宏夫と申します。 ここのワイン屋の息子ですm(__)m
そして、このHPを手掛けてます。

家族経営の小さいワイナリーですので、休みもなくけっこう忙しいですが、ワイン造りは
楽しい 職業です。自分で造ったワインを お客様に「おいしい」と言われ
買って頂くと本当にうれしいです。仕事冥利につきます。

ワイン屋ということでワインは大好きです。
 うちのワインで一番好きなのは 「シュール・リー」。
 原料である甲州種の繊細な香味と、シュール・リー製法 からの旨味が
なんとも言えません。 ヒラメの 刺身と抜群に合います
(個人的にヒラメの刺身が好物 なので)。

 あっちこっちで、試飲即売会をしてる時があります。
見かけたら声を掛けて下さいね。

ヴィンテージ:1974年(S49・3月生) *今年でついに三十路…
うお座・O型・右投右打



2004年 の巻!
2004年9月 〜ヌーヴォー仕込み順調です〜

9月… 山形は日中まだ暑いですが、朝晩かなり涼しくなり秋の気配を感じます。秋はちょっと淋しい気分になりますね。

ヌーヴォー仕込みは発酵が終わったタンクから、澱引き、粗濾過の作業に移ります。その後、酒石処理をしてから瓶詰めをします。白、ロゼ、赤(初の赤ヌーヴォー造りました)3種類とも順調に作業が進んでますので、10月上旬には発売できると思います。皆様、「山形ワインヌーヴォー2004」ご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

前回のコラムにデラ・ウェアー種でのワイン仕込みが始まったと書きましたが、このデラのワインでうれしいことがありました。「ワイン王国・9月号」の特別増刊号「日本ワイン列島」(定価:2,000円)という雑誌の企画で、専門家による国産ワインブラインドテイスティング(銘柄を隠してきき酒する)がありました。

数ある種類の中で上位36本がその本に紹介されるのですが、弊社「山形ワイン・白(甘口)」が上位に入りました。ほとんどがヴィニフェラ種(ワイン専用ブドウ)のワインでしたが、うちのはラブルスカ種(生食用ブドウ)で造ったワイン。ラブルスカ種のワインで品質的に高い評価をいただき、これが特にうれしかったです。 これを機に今年のデラの仕込みも、更に良いワインになるよう努力します。

2004年8月 〜ヌーヴォー仕込みスタートッ!〜


お盆が過ぎました。私のお盆は、うちの売店やよそでワインの試飲即売会。全く休み無く、あっという間に終わりましたが、忙しくても頑張らなくてはなりません。

さて、ブドウのシーズンです。
7月のこの欄に書きましたが、サクランボワインも仕込みも一段落して、今月からブドウでのワイン仕込み。まず最初はデラ・ウェアー種でのヌーヴォー造り。昨年は冷夏でしたが、今年は毎日真夏日ですので、ブドウの熟度もかなりあります。今年は例年以上においしいワインができるはず。画像は1回目の仕込み時の、デラ・ウェアーのフリーラン果汁(圧力をかけずに出てくる果汁)をタンクに送ってるところ。このデラ・ウェアーの果汁を味見すると、いよいよ仕込みが始まったんだなぁと実感します。

ちなみにこのデラ・ウェアー、果皮が紫色なので赤ワイン用のブドウだと思っている方がけっこういらっしゃいますが、果汁はグリーンっぽいので白ワインになります。

2004年7月 〜フルーツ王国・山形〜

うぅー、暑いです。盆地の夏の暑さは住んでる人間にとっては堪えます。しかし、この盆地特有の寒暖の差が、フルーツの糖度を増して健全に育ててくれるので果樹類にとっては適している環境と言えます。余談ですが、日本の最高気温はこの山形県が記録を保持してます(2004年7月現在)。ちなみに、1933年7月に40・8℃。

さて、そんなフルーツ王国山形ならではのワイン仕込みを行いました。うちでも3種類のフルーツワイン(サクランボ、ラ・フランス、リンゴ)を造ってますが、第一弾は「サクランボ」でのワイン仕込み。この時期、発酵タンクが空なので蔵の中にはサクランボの甘酸っぱい香りが漂います。8月になるとブドウ、冬場はラ・フランス、リンゴと時期によって蔵の中の発酵の香りが違うので、季節感を楽しむことができます。

来月から本格的にブドウでのワイン仕込みが始まるので、更に気合いが入ります。

2004年6月 〜樽出し〜

サクランボのシーズンです。日本一の産地である山形県は、今月多くの観光客で賑わいます。昨年初めてサクランボ狩りをしてみましたが、もぎたては新鮮でおいしかったです。ここ南陽市内にもサクランボ園がたくさんありますので、是非お越し下さい。おいしいワインと温泉もございます。

やはりこの時期はいろいろイベントがあり販売の方で忙しくなりますが、その合間に昨年仕込んだ樽貯蔵の赤ワイン(B・クィーン)を樽から出さなくてはなりません。樽の中で良い具合に熟成しました。2003年産の樽熟成赤ワインは密かに楽しみにしてるワインで、すぐには出荷せず、これから瓶熟成でさらに深い味へと仕上げたいと思います。ちょっと待ち遠しいですが、焦らずに。

2004年5月 〜東北のワイン〜

5月と言うと、「ゴールデンウィーク」。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?私は連休中、隣の宮城県白石市で南陽市の物産展。ワインを売りです。忙しかったですが、多くのお客様にお越しいただきました。ありがとうございます。久々に白石に行きましたが、まだ雪化粧した蔵王の山がきれいでした。
山形も日中の気温が20度を越す日が増え、徐々に夏に向かっている感じです。暑くなると、冬場よりもワインの品質管理が大変。でも、飲むには良い季節になってきました。キンキンに冷えた白ワインなんかこれからの時期は特にお薦めです。

さて、話は変わって18日、仙台国税局で東北ワイン研究会というのがありました。毎年この時期あり、講演と東北のワインのテイスティング。テイスティングをすると東北の土地柄が感じられ、レベル高いと毎年思います。ちなみに東北地方でワインを造っているところは20数社。うち11社が山形県にございます。

2004年4月 〜ブドウの芳香〜

「ナイアガラ」というブドウをご存知でしょうか?緑色の皮で、いかにもブドウの香りプンプンする品種です。他にも、デラ・ウェアー、キャンベル、コンコードといった食べるのに適してるブドウは香りがプンプンします。ワインでこのようなブドウ香のするものを「フォキシーフレーバー(もしくはラブルスカ臭)」と呼び、嫌う方々もいらっしゃいます(通の方とか)。しかし私は、このいかにもブドウの香りっていうワイン、好きです。飲むのも造るのも。

昨年の秋、ナイアガラでほんとに極少量、ワインを造りました(毎年少量のナイアガラを手作業で仕込んでます)。一冬越して瓶に詰めましたが、全部で104本。今月中旬から当ワインショップだけで発売しますが、ちょっとお先に1本味見。仲良くさせて頂いてる同い年の(※)美人醸造家2人と一緒に味わいましたが、お褒め頂きました。
ワインは嗜好品ですので、好き嫌いいろいろありますが、私はこういった香りが強くジューシーなワインも大切にしていきたいです。

SOLD OUT!

 (※)美人醸造家2人… 和田酒造  千代寿とらや酒造

2004年3月 〜空っ風〜

3月も終わりです。山形も雪が消え、気温も少し暖かくなり春の気配が感じられます。うちに果実用の大きな冷蔵庫(低温室)があります。普通だとそこは5℃くらいにしてるので中に入ると寒いですが、冬場なんかは低温室に入ると暖かいくらいです。しかし、ようやく最近逆転してきました。

今回、一気に南下して群馬の高崎市に行ってきました。山形の観光物産展でワイン売りです。車で行きましたが、うちから約6時間。いやー、遠いっけなぁー。売るのも疲れますが、移動も大変でした。群馬は「空っ風とかかあ天下」が有名ですが、本当に風が強かったです(かかあ天下は分かりませんでした)。2日間(27日、28日)行いましたが、弊社ワインをお買い上げ頂きました方々にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

もうすぐ4月。群馬に行って春を感じましたが、雪国山形も間もなく春がきます。充填(瓶詰め)が忙しくなる季節です。

2004年3月 〜熟成〜

今年の冬は最近にしては大雪。住んでるほうは大変ですが、季節感があったおかげで冬限定で出してる濁りワイン「美白濁」も好評でした。この冬場も「美白濁」の販売でほとんど休みなくあっちこっちで試飲即売会。一番暇な時期と言えど、けっこう忙しいです。

さて、この度10年前のワインを出荷致します。昨年も限定(222本)で販売しましたが「ピノ・ノワール」。今回発売する「ピノ・ノワール1994」は、限定本数255本のみ。熟成が良い具合にすすみ、先日充填しました。
ワインは熟成するお酒です。やはり10年という長い期間を要すると味に「熟成味」というのを感じます。これは何とも言えない味です。この「ピノ・ノワール1994」もテイスティングをしてそれを感じました。
余談ですが、私もこの3月で30歳(ショック…)。これから先もこのワインのように良く熟成していきたいと思います。

2004年1月 〜視察研修旅行 IN 新潟〜

ワインセラー

弥彦神社

冬の日本海

いくら丼(寺泊にて)

毎年この時期行く南陽市の視察研修旅行。今回は視察地は新潟県で、メインは巻町のワイナリー。常務様より工場内を案内していただき、立派な設備に感心してきました。ワインも欧州種ブドウにこだわり、昼食時に味わいましたが、品種特徴がきれい出ておいしかったです。

宿泊は岩室温泉。初めて行きましたが素敵な旅館でした(従業員の方々ほとんど若いお姉さんばかり)。次の日は弥彦神社と寺泊を視察。寺泊ではTV番組「でぶや」のロケに偶然遭遇。ほんじゃまか石塚とパパイア鈴木がカニを食べてました。やっぱ生で見ると大きかったです。寺泊でいくら丼食べましたが、かなりうまかった。「まいうー」

2004年1月 〜仕事冥利〜

今現在非売品(まだ貯蔵中)ですが、私が手がけた「バレル・エージング」という樽熟成の白ワインがあります。昨年、酒類関係の新聞記者の方にお土産で差し上げたところ、 外国人ワインジャーナリストとそのワインをテイスティングされたようで、大変良いという評価をいただきました(ありがとうございました)。そのワインジャーナリストの方が「バレル・エージング」を気に入られたとお聞きし、オーストラリアへお送りしました。たぶん、うちのワインが外国へいくというのは初めてのこと。

うちはワインを造ってそして売って商売してるので「おいしい」と言われてお客様に買っていただくことが一番うれしいことですが、ワインを造っている以上こういった専門の方に高い評価をいただくというのも仕事冥利に尽きます。ちなみに評価していただいたのは「バレル・エージング2001」。その前に「2000」を近々発売致します。

2004年1月 〜Welcome to Oura Winery Part2〜

あけましておめでとうございます。今年の正月は全く雪がなく雪国とは思えない天候でしたが、やはり8日すぎからドカッと降ってきました…(雪国に住んでっと降んねどいいんだげんと)

このコーナーの2004年一発目は、前回(2003年11月)と同じく外人さんネタ。アメリカで働いている親戚(私のはとこ)が会社の上司(アメリカ人)を連れて来られました。仕事でこちら(山形)へ来られましたが、ここら辺の文化についても興味があるそうで、うちのほかにも隣町高畠の酒蔵(錦爛)も見学されてきたとのこと。
私の下手な英語のワインの説明を、はとこが通訳してくれて納得していただいた様子。喜んでいかれたので一安心といったところ。





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